2024年07月08日
重要
国語の文法①
皆さんこんにちは、
s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!
今回は、国語の文法についてお話しします。
英語や数学に比べ、あまり時間を使うことのない国語ですが、
文法の問題には注意です。
しっかり対策しないと取れないので、
今回の記事から複数回に分けて、解説したいと思います!
第一弾となる今回は、
言葉の単位に注目しながら、文章の仕組みの基本を見ていきたいと思います!
今みなさんが読んでいるこの記事は、文章ですね。
文章とは、最も大きな言葉の単位です。
その下に、段落、文、文節、単語があります。
よく試験で聞かれる「一文を抜き出しなさい」というのは、
文の初めから「。」がつくまでを指していますね。
段落の中にいはくつかの文があり、
文の中にはいくつかの文節があります。
文節とは、言葉の単位の中で意味が伝わる最小単位です。
試験でよく聞かれるので、確認してみましょう。
私は宿題を先生に提出する。
この文章を文節分けすると、
私は/宿題を/先生に/提出する。となります。
文節分けのポイントは、間に「ね」を入れて判別することです!
私はね、宿題をね、先生にね、提出するね。
どうでしょうか。
大袈裟な言い回しですが、意味が通ってますよね。
これを覚えたら、文節問題はバッチリです!
文節の中にある言葉の最小単位が、単語です。
みなさんが英単語帳で暗記している言葉と同じです。
実は、文節分けはできても、単語分けが難しいという生徒さんが多いです。
確かに少し難しいので、一緒にやってみましょう。
先ほどの文を単語に分けると、
私・は・宿題・を・先生・に・提出する。
となります。みなさんの予想と合っていたでしょうか。
文節と合わせると、
私・は/宿題・を/先生・に/提出する。
となります。
単語分けが難しい理由は、そのために品詞の知識が必要だからです。
品詞というのは、単語の種類のことです。
英単語帳を読んでいると、動詞や名詞、形容詞といった言葉を目にしますね。
細かい違いはありますが、基本的に日本語も同じです。
宿題(homework)は名詞、提出する(submit)は動詞ですね。
それぞれの単語の品詞がわかっていると、
単語分けがしやすくなります。
さて、
この文にもう一度注目してみると、何か気づくことはありませんか?
私・は/宿題・を/先生・に/提出する。
は、を、にという一文字の単語が交互にきていますね。
これらはまとめて助詞といいます。
ここは英語文法とは違う点ですね。
実は、
すべての単語は自立語(一単語で意味が通じる)と、
付属語(単体では意味をなさない)という二つのグループに分けることができます。
この二つの分類の下に、動詞や名詞があるわけです。
自立語が一単語で文節を作れるのと反対に、
付属語は必ず自立語の後ろにくっつきます。
ですから、単語分けをしてみると、このように二つが交互に現れるのです。
今回はここまでとして、次回、さらに詳しい文法について見ていきたいと思います!
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