2023年10月04日
重要
歴史の解説④~古墳時代~
皆さんこんにちは、
s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!
前回は、弥生時代を扱いましたね。
稲作が始まったことで狩猟から農耕を中心にした社会になり、
それに伴う変化をまとめて振り返りました。
次の時代は、古墳時代です!
古墳時代とはなにか、
まずはその古墳時代という名前が象徴する、当時の社会について見ていきましょう!
時代の名前にもなっている古墳とは、お墓のことです。
前の縄文時代や弥生時代にも、現代とは異なる埋葬方法が登場していましたね。
古墳時代に入ると、権力者たちは自らの墓として、巨大な古墳を造営し始めます。
この背景には、稲作が始まり広がった貧富の差、
それに伴う権力者の誕生があることはなんとなくわかると思います。
大きくて立派な古墳を営むことは、
権力者にとって自分の力を誇示するためのものでした。
ということで、古墳時代の特徴は、この古墳を一つ一つ暗記していくことです!
それぞれの詳しい名前や場所については教科書で覚えてもらいますが、
ここでは、古墳時代を3つの時期に分けて、特徴を捉えていきたいと思います。
古墳時代は、大きく前期・中期・後期に分けて分類します。
一つ一つの古墳の名前を暗記する前に、
まずは大きく分けた3つの時期の特徴を覚えましょう!
前期や中期には、みなさんもよく知っている鍵穴のような形の、
前方後円墳が営まれました。
古墳の形とともに注目するのが、
副葬品(遺体と一緒に埋葬される品物)です。
その特徴を見ていくと、
前期は宗教的な要素の強いもの(銅鏡や勾玉など)、
中期は軍事的な要素の強いもの(武具や馬具)になっています!
ここから、
前期の権力者は、卑弥呼のようなシャーマン的な役割をもつ人物であるのに対し、
中期の権力者は、武力を持った人物であることが考えられますね。
この中期の古墳時代で力を持っていたのは、
みなさんも一度は聞いたことのあるヤマト政権です。
武力を背景に、ヤマト政権は日本の統一を目指していきました。
一方、後期になると、それまでの権力者のための巨大な古墳ではなく、
各地の人々による小規模な古墳が増えていきました。
この吉見百穴は、たくさんの横穴墓が集まった古墳時代末期の遺跡です。
古墳時代についての簡単なまとめは以上です!
ここで振り返った3つの時期の古墳は、
教科書や資料集でより詳しく解説されているので、
ぜひ、実際の例を写真つきで見てみると良いでしょう🙋✨
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