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2023年10月10日

重要

歴史の解説⑤〜飛鳥時代〜

皆さんこんにちは、

s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!

 

今回の記事では、飛鳥時代について扱いたいと思います!

飛鳥時代になってくると、人物の名前や政治の仕組みがより具体的になってきます。

戦乱や法律の制定など、みなさんが苦手である年号暗記が多くなってきますね…!

 

飛鳥時代のポイントは、仏教の伝来律令体制の確立。

この2つを軸に、時代の流れを追っていくと、飛鳥時代をわかりやすく理解することができます。

それでは、飛鳥時代の流れをざっくり見ていきましょう!

 

タイミングには諸説ありますが、6世紀の半ばごろに、仏教が日本へと伝えられました。

この仏教が、当時の日本の生活を大きく変えていくことになります。

今でも、仏教は生活に深くかかわっていますね。

 

 

このころから、政治の中心朝廷といい、その頂点として天皇が君臨していました。

政治の中心地である朝廷で何が起こったのかが、

みなさんが暗記する歴史上の出来事になっていきます。

 

飛鳥時代には、豪族と呼ばれる力を持った一族が各地に存在し、

朝廷に影響を及ぼしていました。

その中でも実力を持っていたのが、物部氏蘇我氏です。

 

 

ここに、仏教の伝来という出来事が関わってきます。

仏教を受け入れるか、元々あった信仰を守るかという点で対立になり、

蘇我氏が物部氏を滅ぼすことで仏教を受け入れる側が勝ちました

そのため、ここから先の日本史では、仏教の信仰が欠かせないものになってきます。

 

このような経緯で、蘇我氏は飛鳥時代の前半から、朝廷で政治の実権を握ることになります。

そして、ここに蘇我氏と一緒に登場するのが、

皆さんも聞いたことのある、聖徳太子ですね。

聖徳太子こと厩戸皇子は、女性の天皇である推古天皇を助ける摂政という仕事をしていました。

 

 

飛鳥時代の前半には、聖徳太子と協力し、

蘇我氏が政治の実権を握る時代が続きました。

具体的な政策として皆さんが覚えるのは、

憲法十七条や、冠位十二階といった役人の心構えを示すための政策です。

 

さらに時代が流れると、蘇我氏が中心の朝廷にも変化が起こります。

力を持った蘇我氏に対抗し、滅ぼしたのが、

中臣鎌足中大兄皇子です。

 

彼らは、政治を動かす蘇我氏を滅ぼし、国家体制を立て直すことで、

天皇がトップとなる政治を作ろうとしました。

ここから始まるのが、大化の改新です。

 

大化の改新では、中央集権体制の確立を目指しました。

 

 

これは、天皇を頂点としたピラミッドを想像してみてほしいです。

国の土地も国民も、全て天皇の支配下にあり、

それを天皇直接支配するという方針を定めました。

 

さらに、中大兄皇子自身天智天皇として即位します。

ここまでが、中大兄皇子、天智天皇を中心とした時代です。

 

そして彼が亡くなると、政治の実験は継承争いの後、

大海人皇子天武天皇として即位します。

天武天皇の時代を経て、

701年に制定された法律が、大宝律令です。

 

政治の仕組みを定めた令と、刑罰を定めた律が揃った大宝律令の制定によって、

律令政治が確立されていきました。

 

 

以上が、飛鳥時代に関するまとめでした!

分量が多いですが、教科書を読みながら復習して下さいね

 

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