2024年01月16日
重要
歴史の解説18〜昭和時代〜
皆さんこんにちは、
s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!
大正時代が終わり、今回からは昭和の学習を進めていきたいと思います!
だいぶ私たちのいる時代に近づいてきましたね。
昭和は2回に分けて、
日中戦争、太平洋戦争に至るまでの過程を解説したいと思います。
前回の記事では、関東大震災による甚大な被害について触れましたね。
震災は銀行の取り付け騒ぎなどを引き起こし、日本経済は混乱しました。
そして、昭和を迎えた日本を待っていたのは、世界的な恐慌による社会不安です。
アメリカから始まった世界恐慌が、
日本にも影響を及ぼし、日本を経済的な危機に陥れました。
この昭和恐慌は、
欠食児童や娘の身売りといった言葉が社会問題になるという深刻な事態でした。
そんな中、政府は不況を脱するための政策を打ち出していきますが、
次第に、アジアに進出して資源を獲得しようという、
軍部の影響力が高まっていきます。
昭和を学習するポイントとしては、
この軍部の力が強くなり、
開戦に賛成する声が増え、
反対する声には激しい言論統制が行われるようになっていった、
という動きを理解することが大切です。
今回の記事では、日本が戦争へと向かっていく過程として、
まずは日中戦争の始まりである満州事変を見ていきます。
そのきっかけは、満州にある鉄道が爆破され、
それを理由に関東軍が満州を占領したことから始まります。
線路の爆破は、実際には関東軍の自作自演でした。
軍部は、内閣を無視して、独断で満洲の支配を進めます。
そして、満洲国という、日本の言いなりになる新しい国が誕生してしまいます。
もちろん、これは各国からの批判を招き、
国際連盟は、調査の結果から一連の出来事が日本の自作自演であるとしました。
そのため、当然満洲国の建国は認められません。
ところが日本は、国際連盟から脱退してしまいます。
これが、日本が国際社会で孤立する原因になった出来事です。
日本は、同じように国際社会で孤立したドイツやイタリアと手を結びます。
そして1937年、盧溝橋での衝突をきっかけに、日中戦争が開幕します。
今回はここまでにします。
次回は、昭和の後編として、日中戦争後の日本についてお話したいと思います。
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