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2024年01月30日

重要

歴史の解説20〜戦後・平成〜

皆さんこんにちは、

s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!

 

前回の記事では、

日本がポツダム宣言を受諾し降伏するところまでお話ししましたね。

長かった日本史の勉強も、いよいよ私たちが生きている時代に近くなってきました!

今回は、戦後の復興から始まって、平成の出来事を振り返りたいと思います。

 

戦後の日本は、生活に必要な建物は空襲焼け野原となり、

失業者飢餓に苦しむ人々が大勢いるという厳しい状況でした。

 

ポツダム宣言により降伏した日本は、連合国の統治下に入ります。

戦時中に得た植民地は失い、

また、沖縄アメリカによって直接統治されることになります。

 

日本の統治を行ったのが、GHQ(連合国最高司令官総司令部)です。

GHQが目指したのは、日本の非軍事化、そして民主化です。

 

 

民主化を行うため、

国民主権、基本的人権の尊重、平和主義3つを基本原理とした新しい憲法を作成させます。

それが、今の私たちもよく知っている日本国憲法ですね。

1946年11月3日に公布、そして1947年5月3日に施行され、

新たな日本国憲法が誕生しました。

 

新たな憲法では、天皇は国家の象徴として権力を持ちませんでした。

国民を代表する国会国権の最高機関であり、内閣がその責任を負うという、

民主主義に基づく今の政治の仕組みが確立されました。

 

さて、戦後の日本がどのような過程で今に至ったか、流れを簡単に見ていきましょう!

 

まず、戦後の大きな出来事が、朝鮮戦争です。

翌年1951年には、日本はサンフランシスコ平和条約を結び主権を回復、

そして日米安全保障条約を結んでいます。

当時の社会は、

資本主義国家であるアメリカと、

社会主義国家ソ連(今のロシア)が対立関係にあり、

国際社会は冷戦と呼ばれる緊張関係にありました。

 

 

朝鮮ドイツなどでは、冷戦の影響を受けて対立が起こり、

それぞれ韓国と北朝鮮東ドイツと西ドイツに分かれる自体になります。

 

日米安全保障条約は、朝鮮戦争を意識して、日本の戦力を増強させようという狙いがありました。

冷戦による国家間の緊張関係は、長い間続きます。

 

そんなソ連との国交が回復したのは、1956年のことでした。

日ソ共同宣言によるソ連との国交回復によって、

日本は国際連合に加盟できるようになり、国際社会への復帰を果たしました。

 

 

1950年代半ばあたりから、日本は高度経済成長期へと突入します。

高度経済成長期下の日本は、「もはや、戦後ではない」と言われるほどまで安定します。

 

当時の内閣総理大臣池田勇人は、国民の所得を2倍にするという、

所得倍増計画を打ち出し、さらなる経済成長を目指していきます。

次の佐藤栄作のときには、日韓基本条約韓国との国交が回復

さらに次の田中角栄内閣では、日中共同声明中国との国交も回復します。

 

長い間続いた高度経済成長期ですが、

1974年に第一次オイルショックの影響で初のマイナス成長を記録し、

ここで経済成長が終焉を迎えています。

 

そして、昭和から平成に変わり1989年には、

東西に分かれたドイツを象徴していたベルリンの壁が崩壊、

長かった冷戦も終わりを迎えています。

 

 

平成の出来事も、簡単に確認してみましょう!

 

1889年、平成元年には、消費税が導入されます。

当時の消費税率は3%でした。

1990年代に入ると、バブル経済という好景気が起こり、その後急速に崩壊します。

1990年には、湾岸戦争が起こり、日本は自衛隊を派遣して支援を行いました。

 

1993年には、55年体制の崩壊が起こります。

戦後の1955年から、日本は保守勢力である自民党が優位な55年体制を維持していましたが、

自民党が衆議院議員選挙で過半数を割ったことで、

非自民8党による連立政権が誕生しました。

 

また、1995年には阪神・淡路大震災、

2011年には東日本大震災という大災害が起こっています。

阪神・淡路大震災では、家屋の倒壊や火災で多くの人が犠牲になり、

東日本大震災では、津波や原子力発電所の事故などが甚大な被害を及ぼしました。

 

とても長かったですが、以上が戦後から平成までの出来事です。

皆さんのご家族は、

実際に当時のようすを知っているかもしれません。

ぜひ、聞いてみてくださいね。

 

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