2023年11月21日
重要
歴史の解説⑪〜江戸時代〜
皆さんこんにちは、
s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!
前回は、織田信長と豊臣秀吉という2人の人物による、
安土桃山時代を見ていきましたね。
そして、その次は3人目の有名人、
徳川家康によって江戸時代が幕を開けます。
今回の記事では、
江戸時代の始まりとその政治の成り行きをゆっくりおさらいしていきましょう!
江戸時代の解説は、2回に分けて行う予定です。
徳川家康は、1600年、
関ヶ原の戦いで豊臣家を支持する石田三成を破ったことで、
その力を確固たるものとします。
そして関ヶ原の戦いから3年後、
征夷大将軍となった家康によって、江戸幕府が成立します。
将軍職は徳川家のもとで引き継がれ、
その息子の秀頼、家光と移っていきました。
ところで江戸時代といえば、
みなさんは鎖国という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
このころ3代の家光の時代に、
幕府の敵となりうる宗教だとして、
キリスト教を布教する国々との貿易が全面的に封鎖されました。
キリスト教を布教する心配のない、
清(中国)、オランダのみと貿易するという体制になったため、
鎖国体制と呼ばれるようになったのです。
ただ、鎖国とはいっても、
一部の国とは貿易による往来があるのは注意点です。
さて、3代家光までの政治は、
徳川家の持つ武力によって政治の実権を握るという武断政治という形でした。
しかし、当然このような体制には反発する人たちもいますよね。
17世紀後半の家綱からの時代には、
文治政治という儒教や道徳を重視した政治体制へと変化します。
そのため、幕府の政治は安定し、
元和偃武と呼ばれる平和な時代がしばらく続きました。
次の5代将軍は、徳川綱吉という人物です。
彼は犬将軍というあだ名で有名な方で、
生類憐みの令を出してむやみな殺生を禁じたり、
野犬を10万匹も収容する施設を作ったりなどたことから、
このように呼ばれています。
平和な時代が長く続き、順調に進んでいるように見える江戸幕府ですが、
その力は徐々に不安定になっていきます。
当時の幕府は、度重なる政策や災害により、財政難を抱えていました。
そこで当時の幕府は、思い切った政策を取ることになります。
幕府は、今まで流通していた小判を作り変え、
金が入っている割合を減らして、
その分たくさんの小判を市場へ流通させたのです。
一見、小判が増えて良いことのように見えますね。
しかしこれは、1枚の小判にある価値が下がって、
物価が上昇することで人々の生活が苦しくなるという結果を招くことになりました。
今回は、幕府が誕生し、その繁栄と財政難による混乱までお話しました。
次回は、財政難を立て直すために、幕府がどのように政治を動かしていったのでしょう?というところから、お話したいと思います!
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