2023年11月07日
重要
歴史の解説⑨〜室町時代〜
皆さんこんにちは、
s-Liveかながわ相模原富士見校スタッフです!!
前回は鎌倉時代を扱いましたね!
次の時代は、室町時代です!
鎌倉時代から室町時代への移り変わり、
そして室町幕府の滅亡まで、大まかに歴史の流れを掴んでいきましょう!
前回は、滅亡した鎌倉幕府に代わり、
後醍醐天皇による建武の新政が始まるところまで進みました。
後醍醐天皇は、本来の天皇中心の政治を推し進めるため建武の新政を始めます。
しかし、その内容に武士たちが反発し始めます。
中でも足利尊氏は、後醍醐天皇の政治に反対し、
京都で新たな天皇・光明天皇を即位させてしまいます(北朝)。
もちろん後醍醐天皇はこれを受け入れません。
吉野に逃れ、尊氏の北朝と後醍醐天皇の南朝、
2つの朝廷が同時に並び立ってしまう事態となりました。
京都の足利尊氏は、光明天皇に任命され征夷大将軍となり、
室町幕府の支配が確立していきます。
この室町幕府の力がMAXになったのが、
3代将軍・足利義満の頃です。
彼は、有力な守護大名を次々と滅ぼし、
さらに、60年間2つに分かれていた朝廷を一つにしました。
また、当時の中国・明と貿易も開始しています。
室町幕府の権威が最高潮に達した時代は、義満の時代です。
みなさんも修学旅行などで訪れることになるかもしれない、
京都の金閣寺などが有名ですね。
さて、室町幕府の力も永遠には続きません。
当時の民衆の様子を表しているのが、一揆です。
正長の土一揆、播磨の土一揆など、
借金の帳消しなどを求めた武力による蜂起が行われるようになったのが、室町時代です。
一揆は幕府の財政を圧迫し、
将軍が暗殺される事件も起こるなど、
15世紀の前半には、幕府の力は急速に衰えていきました。
幕府の権威が失墜する中起こったのが、
1467年、
11年にも渡る跡継ぎ争いである応仁の乱です。
様々な人物の跡継ぎ争いが重なり合うことで、
京都は焼け野原となりました。
このころは、
もう室町幕府は全国支配を行える状況ではありませんでした。
そんな中で、各地を支配していく勢力が現れます。
それが、戦国大名たちですね。
戦国時代の幕開けです。
今回はここまでとしましょう。
次回は、戦国時代の始まりと、安土桃山時代について扱いたいと思います!
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